個人的に選ぶ2016年のライトノベル
2016年ライトノベル個人的ベスト5
ヒイラギエイク(ガガガ文庫)
このラノベよりも良質な物語の小説もあるだろう、萌えを感じるラノベもあるだろう、ヒロインが可愛いラノベもあるだろう。だけれどもボクはこのラノベが今年一番好きだ。胸を張って、そう言えるだけの何かがあるラノベだと思う
砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫nex)
竹宮ゆゆこの新作。少年がヒーローになる物語。以前書いた以下の記事を参照。
アサシンズプライド(富士見ファンタジア文庫)
アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女<アサシンズプライド> (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 天城ケイ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ド直球の王道ラノベ。能力者の学校に通う少女は名家に生まれながら、力を発現させることができなかった。そんな彼女を鍛えるために、家庭教師として凄腕の能力者が派遣されることとなる。とこんな話。まあ誰が読んでも面白い。ウェルメイドなラノベ。
楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち
楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち<楽園への清く正しき道程> (ファミ通文庫)
- 作者: 野村美月
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2016/10/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
文学少女シリーズの作者、野村美月先生の「楽園への清く正しき道程シリーズ」の最終巻。金髪+紫の瞳+お姫様なヒロインとハーレムものを合わせた、ずっと書きたかったというシリーズ。そのなかでも、この最終巻はヒロイン全員と結ばれる激甘な結末。ハーレムの作り方やその結末などアサシンズプライドとは違い、人を選ぶ作品だとは思うがぼくは好き。
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない<青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない> (電撃文庫)
- 作者: 鴨志田一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/12/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
僕がラノベを読むきっかけとなった作品の1つの区切りとなる巻。SF小説としてのすばらしさ、ライトノベルとしてのすばらしさ、青春小説としてのすばらしさ。すべてが絶妙なバランスで、すべてが幸せな結末へと繋がる。もしこの先、ぼくが誰かにラノベをオススメするなら青春ブタ野郎シリーズだと思う。
※個人的なランキングです
※2016年発売のラノベのみ